こんにちは、FX トレーダーの NaOH です。
今回は、経済指標についての記事を書いていきたいと思います。
皆さん、経済指標とはご存知ですか?
経済指標とは、各国の経済状況を数値化して表したものを指します。
例えば、政府や中央銀行などが公的に発表しており、その国の経済状況を知る上で重要なものの一つです。
例えば、その国の労働者がどのように増えていったのか、それによって失業者はどれくらい増えたのかなどが指標になります。
これらの重要な指標を市場のFXトレーダーが確認することによって、その結果次第で相場が大きく動くため、運が良ければ利益を大量に得ることができ、逆に運が悪ければ保有していたポジションが大きな損失を出してしまうなんてことがあります。
経済指標が市場に与える影響は非常に大きいと言えます。
経済指標を確認する方法としては、FX証券会社やそれぞれの金融会社のサイトを見ることができます。
例えば、有名なので言うと、羊飼いさんのブログでの一つである「ZaiFX」(https://zai.diamond.jp/)さんのブログを見るのが非常にわかりやすいと思います。
ちなみに、経済指標以外にも世界の出来事や金融関連のニュースを閲覧したい時は、ロイター通信(https://jp.reuters.com/)やブルームバーグ(https://www.bloomberg.co.jp/)などの海外のサイトを利用することもおすすめです。
これならば、公式サイトや公式Twitterなどもありますので、是非とも有効活用してみてください。
筆者自身も、大学1年生の10月頃にFXを始め、初めて3ヶ月で資金を5倍にした経験がありますので、参考になるかと思います。私も大学生になってから数年間はFXトレードを中心に勉強し、このようなブログを書くまでに至りました。そのため、FXを始める際にこのブログは非常に参考になると思います。
経済指標の見方
経済指標は主に以下の内容を確認することになります。
経済指標の確認事項
1. 経済指標の重要度
2. 対象国の関連通貨
3. 前回値・予想値・結果
経済指標といっても、その数は膨大であり、ほとんどが相場に与える影響は少なく、発表があっても価格が大きく動くわけではありません。
なので、全てを把握することは必要ありません。
しかし、中には注目すべき重要な指標があり、それらの重要な指標の時は価格が大きく動く原因の一つになります。
経済指標カレンダーでは、重要度を星の数で表しており、最も重要度の高い指標は星3と表されることが多いです。
このように、経済指標に対する専門的な知識がなくても、FXにおいてどの指標の時に大きく動くかというのは非常に分かりやすくなっているので、一度経済指標カレンダーを見て、どんな経済指標があり、どんな値動きをするのかを実際にチャートを見て勉強するというのも一つの大事な勉強だと思います。
一般的には、FXでは「前回値」、「予想値」、「結果」に対して注目されます。
多くの人が勘違いしてることの一つとして、FXトレードにおける経済指標というのは、発表直後に限りません。すでに経済指標の動向がチャートに表れていることがよくあるのです。そのことを「織り込み」といいます。
織り込みとは?
・・・経済指標などの好材料や悪材料がすでに相場に反映されること
相場は経済指標の直前まで予想値を織り込みながら動いていますので、例えば、前回の値と比較して予想値が良い数字の場合、市場参加者はその数値を参考にして取引を行うため、相場ではすでに上昇傾向になっていたりします。
そんな感じで、実際には予想に反して悪い結果だった場合、それはサプライズとなって大きな値動きになる可能性が高くなるわけです。
ちなみに、予想値と結果が同じ数字の場合、相場ではすでに織り込み済みとなるので、影響が出ないことがほとんどです。
これも重ねて知っておきましょう。
FXの経済指標で大きく相場に反映されるのは、
「結果」ではなく、「予想」との乖離によって決まる。
また経済指標のトレードの際に、最も大切なことは対象国の関連通貨を確認することです。
決して忘れてはならないのは、どこの国が発表した経済指標かどうかです。
指標の発表が行われると、その国に関連した通貨は影響を受けやすいので、取引する際は注意が必要です。
つまり、その取引に関係した通貨とは、例えばアメリカの経済指標はドルに影響を与えます。
そのため、ドル円やユーロドルなどのドルに関連する通貨は大きく影響を受ける場合があります。
経済指標を確認する際は、どの国の通貨の話なのかにも注意しましょう。
様々な経済指標
様々な経済指標がありますが、市場の注目度が高い経済指標、いわゆる最重要指標は発表されれば時にトレンドが変わってしまうほどの威力があるので、必ず抑えておきたい指標です。
以下に例を示しましたので、参考にしてください。
以下の6種類が相場で大きな価格変動を起こしやすい指標になります。
トレードの時に注意しておきたい経済指標第六選!!!
米雇用統計
米国のCPI(消費者物価指数)
米国の小売売上高
各国の政策金利
各国のGDP(国内総生産)
各国の要人発言
これらはほとんどの市場参加者が注目している指標です。
①アメリカの雇用統計
毎月発表されるアメリカの雇用統計は、経済指標の中でも最も相場に影響を与える指標です。
いくつかの指標がまとめられてるものが雇用統計と呼ばれますが、その中でも主に非農業部門雇用者数と失業率の数字に注目することが大切です。
米雇用統計は米国の経済状況を反映していますので、発表時には市場が大きく動きます。
②各国の政策金利
各国の政策金利は一般の銀行に融資する際の金利のことです。
この金利が低くなればなるほど、銀行は国からお金を借りやすくなり、市場にお金が大量に出回ることになります。
また、この金利が高くなればなるほど、みんながお金を借りなくなり、市場にはお金が減っていきます。
このような金利は各国の中央銀行が年に数回開催する金融政策会合によって決定されます。
例えば、アメリカならFOMC、日本なら日銀政策決定会合によって討議・決定されてるわけですね。
しかし、予想と変わらない結果ですと価格はあまり動かなかったりすることがあります。
そして、会合後の記者会見では相場にとって驚くべき事実が報じられる可能性もあるので、その場合は注意が必要です。
その他にも政策金利と合わせて有名な各国の金融政策会合についてもご紹介していきましょう。
【米】FOMC
【欧】ECB政策理事会
【日】日銀金融政策決定会合
【英】BOE金融政策委員会(MPC)
【豪】RBA金融政策理事会
③各国のGDP(国内総生産)
GDP(国内総生産)は、一定期間に国内で生み出された利益の合計のことを指します。
つまり、その国の景気状況を表す指標として最も分かりやすい指標です。
この指標の発表は、速報値、改定値、確報値など複数にわたって公開されますが、FX業界では特に速報値に注目されます。
改定値、確報値などは相場にあまり影響がありませんが、予想外の数値が公表された場合には大きな動きになる可能性があるため、注意が必要です。
経済指標の前後はやはりある程度トレードをやめておく必要がありそうですね。
基本的に各国で発表されている中で、アメリカのGDPの影響が最も強いと言われています。
④CPI(消費者物価指数)
アメリカ全国の消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を表す指標で、国内の購買意欲やインフレ率を測るものとされています。
特にエネルギーや食品価格など変動の激しい項目を取り除いた上での消費者の物価指数の指標である「消費者物価指数コア」が特に重要視されます。
CPIはアメリカの政策金利に影響を与える経済指標のため、その時点でFOMCに関心が集められていたなら価格が変動する可能性があります。
このように、アメリカの経済指標は基本的にFX市場に影響を及ぼすものが多いので、非常に十分気をつけた上でトレードしていくように努力しましょう。
⑤アメリカの小売売上高
商店街やスーパーコンビニなどの小売業者での売上高を合計したものです。アメリカは物を消費する量が非常に多いため、個人消費がGDPの約7割を占めていることから、市場からの関心が高い指標の一つといえます。また、小売業とサービス業は含まれておらず、自動車及び同部品という項目は価格の変動が激しいため、この広告を除いた「コア」部分が注目されます。発表があったとしても、相場への影響は少ないですが、市場の注目が集まっていた場合は価格が変動する場合がありますので、注意が必要です
⑥要人発言
要人発言は、その国のリーダーや経済財政政策を担当する政府官僚や高級官僚、その他金融政策に携わる人物が社会経済に影響を与える発言をすることです。
特に注目すべき要人発言としては、日本の日銀総裁、欧州のECB総裁、アメリカのFRB総裁が挙げられます。
これらの内容は主に金融経済や金融財政政策の方向性を示すものであり、相場に大きく影響を与える可能性があります。
要人発言は金融政策委員会や講演会などのイベントの際になされることが多いですが、突発的に発言されることもあります。
これらを事前に予測することは難しいですが、頭の中に入れておくと対応の幅が広がります。
トランプ大統領が現役だった頃は、彼の発言が相場に大きな影響を与えることがありましたので、必要に応じて彼のTwitterをフォローして、用心の発言に耳を傾けるしかなかったなんて話も聞くぐらいで・・・(笑)
トランプ大統領が在任中の時は、「トランプ辞めろ」とTwitterで荒れた言葉が飛び交っていたのを思い返すと面白かったですね・・・(笑)
その時に話題になっている出来事に関連した経済指標が相場変動を起こしやすいです。
特に注目すべき要人発言
日本の日銀総裁
欧州のECB総裁
アメリカのFRB総裁
話題の対象となる経済指標が相場を動かしやすいのは、その時に話題となっている出来事に関連した経済指標が相場変動の一因となる傾向があります。
例えば、アメリカの要人が次の会合で金利引き上げを想定していると述べた場合、次の政策金利の動向が注目され、相場の値動きに影響が出る可能性が高くなります。
また、金利決定の際に想定していた内容とは異なる結果になった場合、それはサプライズとなり、大きな価格変動を引き起こす要因となります。
普段から現在の注目されているニュースや重要な事柄に関心を持つことは、相場の動きに対する理解を深める上で役立ちます。
ぜひ日ごろからニュースに耳を傾けてみてくださいね。
経済指標の注意すべき点とは?
重要な経済指標の発表前後は価格が乱高下することがよくあります。
そのため、基本的には指標を狙った取引や指標の発表までのポジション保有は避けることがおすすめdす。
指標の発表前後には以下のようなことが起こりやすいためです。
スプレッドが大きく開くことや価格が大きく飛ぶことがあり、注文が約定しにくくなる。
仮にポジションを保有中に指標の発表があった場合、価格の乱高下やスプレッドの拡大などによって損切りにかかった際に、想定していた損失以上の損失が発生する。
価格が乱高下してしまう。
また、経済指標によって簡単に利益を得られるという認識が一般的ですが、実際にはそうした方法は使えない場合がほとんどです。
経済指標による荒稼ぎの方法も昔は存在しましたが、現在ではほとんど有効ではありません。
そのため、現在のところ、経済指標発表による優れた取引方法は存在しないということを理解しておきましょう。あくまで指標トレードはギャンブルの域を出ないのです。
経済指標のまとめ
経済指標は各国の経済状況を数値化して表したものであり、重要な情報源となります。
経済指標を確認する際に注目すべきポイントは、前回値、予想値、結果の3点セットです。
重要な指標は今後の相場に影響を与える可能性が高いため、注意が必要です。
指標発表の前後は価格が乱高下し、堅実なトレードに不向きな状況となります。そのため、無理をして取引する必要はありません。
指標発表前後はスプレッドが大きく開き、損失が大きくなるリスクがあります。約定が難しくなる場合もあります。
小さな市場での経済指標はあまり気にする必要はありませんが、重要な指標を押さえておくだけでも取引が有利になります。
これらのポイントを押さえることで、経済指標を活用したトレードに役立てることができます。
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コメント
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