皆さん、こんばんは。
FXトレーダーのNaOHです。
皆さんこんにちはFXトレーダーのNaOHです。
皆さんはTrading Viewのストラテジーテスターというものを知っていますか
皆さん、トレーディングビューのストラテジーテスターというものを知っていますか?
FX手法を自分で試してみる時に、ふとこう思ったことはありませんか?
「全く同じ手法でも、その取引足によって、勝率や収益というのは変わるのだろうか」
と思ったことはないですか?
例えば、この相場はドル円やユーロドルで使ってくださいというように言われた時に、
「別にそんな取引足に限らなくてもFXなら同じように機能するんじゃないのか?」と思ったことはありませんか?
私はそう思った一人です。
なので今回は、取引の収益が手法や時間足によってどのように収益や勝率が変化していくのかといったことについてお話ししていこうと思います。
今回の検証手法
今回使うトレーディングビューのストラテジーテスターというのは、無料で30ほどの取引手法を簡単に試すことができます。
もちろん、この手法は裁量ではなく機械的に行う手法なので、非常に簡単なロジックで取引をしているということが注意が必要です。
しかし、自動で取引を完結してくれるので、わずか30秒ほどでその手法を試し、その結果の収益やドローダウンなどを求めてくれるため、非常に便利な機能の一つとなっています。
今回はそんなTrading viewを使ってMA crossというものを試した。
このMA crossというのは、文字通り移動平均線の短期と中期に分けて、そのトレードがゴールデンクロスをしたら買いを行い、デッドクロスをしたら売りを行うといった手法です。
非常に簡単で単純な手法なのですが、このような手法を用いた時に、通貨ペアや時間帯によってどの程度勝率が変化していくのかについて、今回は検証していこうと思います。
以下の写真が収益をグラフ化したものです。
1分足
3分足
5分足
15分足
30分足
45分足
1時間足
2時間足
3時間足
4時間足
日足
週足
月足
考察
(1Wの下は1Mounthのまちがいです・・・!!!)
とりあえずUSD/JPYで無料プランの範囲内でストラテジーテスターをした結果が次のようになりました。
やはり、MA交差による手法という単純な手法なので、1時間足以下の小さい時間足だとほとんど収益が赤字になっていますね。
さらに驚くべきことは、15分足のみ純利益がプラスになっているということです。
やはり、時間足や相場によっては、たまたまこの時間足のみにうまく機能してくれることもあったりするのかもしれません。
ちなみに、1分足から4時間足までは、トレード回数は両方200回以上を超えているので、統計的にそれなりに有意な結果であるとは思います
また、勝率の方も長期になればなるほど高く、時間足が大きくなればなるほどMAクロスという手法の勝率が上がっていることがよくわかります。
そして、それはプロフィットファクターも同様ですね。少ないリスクで大きな利益を得ようと思うとやはり、大きな時間足があるということがよく分かりますね。
そして、これは少し自分も驚いた結果なのですが、トレードの平均バートレードが始まりから終わりまでにどれだけのローソク足を参照したかという数のことですが、この経験が1分足から1ヶ月とかまでほとんどが25から30程度に収まっているのは少し驚くべきことかなと思いました。
移動平均線のクロスというのは基本的にどの時間足も25から30程度に収まってくれるというのはあまり信じがたい結果になったと思います。
時間足を大きくすると・・・
純利益・・・上昇
勝率・・・上昇
PF・・・上昇
期待値・・・上昇
トレード平均ロウソク数・・・意外に変化なし
まとめ
もちろん、この検証は裁量トレードによる結果ではなく、自動売買を行うEAのような取引による検証です。
そのため、実際の裁量トレードでこのようなことが言えるか定かではありませんが、少なくとも時間足に関する手法の優位性というのはありそうですね。
時間足が大きくなればなるほど、勝率も上がっていくし、プロフィットファクターもどんどん大きくなっていくということがわかります。
なので、あまりトレードに勝てていないという方がいましたら、一度時間足を大きくしてみるというのも一つの方法かもしれません。
やはり安定したトレードを行おうと思った時は、時間足を大きくしてできるだけミクロの目線ではなく、マクロの目線でチャートを眺めてみる方が結果的に長い目で取引した方が、取引を着実に確実に行うことができるということが、この検証でわかるのではないかと思います。
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